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2003年12月13日

_ 広大環境サークル「えこ・ぺーじ」

11/25には広大で行なわれた松本英揮さんの講演会に行ってきたのですが、そこで出会った広大唯一の環境サークル「えこ・ぺーじ」さんを紹介したいと思います。(リンクをクリックするとホームページへ)

えこ・ぺーじは活動開始からもうすぐ4年になる、広大生が中心となって集まり、身近なところからというスタンスで活動しているサークルです。

今回の講演会も佐藤さん(写真左から2番目)からの依頼でわざわざ企画して下さったものでした。こうして講演会のようなものを自分達で開くのは初めてだったということです。緊張の中、司会役を務めて下さったのはリーダーの江口さん。本当にお疲れさまでした。

交流会でパチリ
真ん中がえこ・ぺーじのリーダー江口さん、一番左が彼女のパートナーです。

今後も、広大そして西条・志和というフィールドに彼女達の想いが広がっていってほしいと思います。

_ ホタルの宿

ちなみに、上記の交流会でもう一方知り合ったのが環境教育事務所  工房はやしの林さん。志和で「ホタルの宿」といって、自然体験を中心としたイベントの場を提供していらっしゃいます。

茅ぶきの民家で五右衛門風呂も備わっており、12月には封印されていた囲炉裏も復活します。こちらで行なわれるイベントも今後目が離せませんね。

_ 松本さんの話

肝心な松本さんの講演会の内容を書きたいと思います。

短パン・サンダル(年中この格好)、折りたたみ自転車と映写機を担いでやってきた松本さんが最初に見せて下さったのがビデオ「宮崎を地球の環境首都に」です。

ヨーロッパのフライブルグ(ドイツ)などの環境都市における、車の乗り入れ禁止・パーク&ライド・完全バリアフリーの路面電車「トラム」などが紹介されています。

ちなみにビデオの最初の方では、「このままでは宮崎も沈んでしまう」と地球温暖化の現状を訴える松本さん出演のCMが流れました。このCMは宮崎で1ヶ月ぐらい?に渡って随所で流れたものです。

さて、ビデオの場面はヨーロッパの紹介から一転して「美しい故郷宮崎」の市街地へ。車・車・車…そして騒音、排気ガスでよどむ街の空気。松本さんはこの宮崎の市街に路面電車を導入し、自身のふるさと宮崎を環境都市にしていきたいと考えています。県庁前や駅前にトラムが走るシーンを重ね合わせた場面が再生されます。路面電車の導入により、騒音が無くなり人通りが増える…というビジョンを映像で見せてくれます。

このビデオは、環境首都宮崎のビジョンを分かりやすく見せるために制作したもので、市の方にも見ていただいたそうです。美しい宮崎を取り戻したいという、松本さんのこの取り組み。ホームページ環境首都みやざきをぜひ訪れてみて下さい。

ビデオが終わると、映写機でスクリーンに映し出された写真と松本さんの語りで、世界一周の旅に出ます。

…食糧危機に瀕した時「緑の革命」で有機農業を推進、今では国民全員が有機の野菜を消費するようになった国キューバの旅。食糧自給率40%、穀物自給率26%の日本が学ぶべきことがこの国にあるはずです。

…北欧で見た、赤と緑の美しいオーロラ。この星の命の息吹を受け止めた瞬間。

…今でも電気を使わない生活を続けるアメリカのアーミッシュ地方。そこに流れるゆったりとした時間。

…深刻な砂漠化で緑を失い続ける大地、中国。昔は緑で覆われていたのに、その写真ではどこまでいっても乾いた黄土しか見られない。

…すべての軍備を放棄して50年間。その間ずっと平和を維持してきた奇跡の国、コスタリカ。武力に頼らず平和を実現した国家が厳然と存在する事実に照らし合わせて、バランス・オブ・パワーが「常識」とされている現状を考え直してみたい。

…日本でも変化が始まった。菜の花プロジェクト。街を菜の花でいっぱいにして、その油(菜種油)でバイオディーゼル燃料を精製し車を動かす。酸化物フリーで大気を汚染しない、カーボンニュートラル(燃焼して出した二酸化炭素を、菜の花が吸収する)な循環型エネルギーサイクルが実現する。

松本さんが見せて下さった、世界の至る所で見られる環境危機、そして何ものにも代え難い自然界の美しさ。それらは私達の心に強く焼き付けられました。

日本のあちこちの企業・学校で講演を続けられる松本さん。今回は広島に来ていただいて本当にどうもありがとうございました。これからも、さらに多くの人を感動の旅に導いて下さることを心から願っています。

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