現在、我が国日本は一次エネルギーの85%を石油等の化石燃料に依存しています。世界全体をみれば石油の需要は次第に生産量の限界に差し迫っており、このまま行けば国民生活への打撃や、世界的なエネルギーの争奪という最悪の事態を避けられません。
あちこちで口にされている高度情報化社会をうたった夢物語は、このまま行けば2030年には電力供給が止まるため(あるいは全く高価なものになるため)実現することはありません。我々に残された唯一の可能性は、その日までに自然エネルギーによるエネルギー革命が達成された上で、持続的で成長可能な高度情報化社会が到来するというシナリオです。
今回来日するフランツアルト氏は、ドイツの著名な環境ジャーナリストであり、多くの環境と平和に関する番組の制作・司会を手がけてきました。氏は徹底的かつ冷静な現状認識に基づいて、今の社会構造・経済構造の変革を訴え、新しい「持続可能な成長経済」への提言を数多くの著書と世界中での講演を通して行っています。
いま、世界平和の象徴ともいえるこの広島の地に氏を招来し、皆さまとともに、化石燃料に代わる「再生可能エネルギー」に基づいた、持続可能な経済社会の可能性を学んでいきたいと考えております。何卒、多くの方のご参加を期待いたしております。


